米国と同国が主導する有志連合の航空機による攻撃回数は約6600回に上り、その費用は5億8000万ドルに達した(写真:Militarytimes)

アメリカ国防総省は、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」に対する戦費を1日当たり830万ドル(約9億円)へ上方修正しました。

国防総省のビル・アーバン報道官は、対イスラム国の空爆作戦を開始した8月8日以降、アメリカと同国が主導する有志連合の航空機による攻撃回数は約6600回に上り、その費用は5億8000万ドル(約630億円)に達したと説明しました。

これまで国防総省は、対イスラム国戦費を1日当たり700万ドル(約7億5000万円)と見積もっていました。 同省関係者によりますと、対イスラム国戦費の上方修正は空爆の頻度と、これにともなう空軍機出動回数の増加を反映したものだということです。

9月29日に発表された米戦略・予算評価センターのトッド・ハリソン氏の調査報告書は、対イスラム国の年間戦費を24億ドル(約2600億円)から38億ドル(約4100億円)としているが、イスラム国への空爆が拡大された場合、費用は42億ドル(約4500億円)から68億ドル(約7300億円)に上る、と見積もっている。