シリア大統領(写真:AFP/TTXVN)

アメリカ主導の有志連合とクルド人勢力主体の部隊、「シリア民主軍」は、過激派組織ISが残る数少ない支配地域のシリア東部の村バグズに対し、1か月ほど前から攻撃を開始し、軍事作戦は大詰めを迎えています。

作戦は、市民の避難や戦闘員の投降をうながすために一時、中断されていましたが、「シリア民主軍」は10日午後、バグズへの攻撃を再開したと発表しました。

それによりますと、ISの武器庫などを狙って空爆を行っているということで、現地からの映像では、激しい爆発が起きている様子が確認できます。

バグズでは、軍事作戦が始まった先月以降、大勢のISの戦闘員が投降し、その家族と市民合わせて数万人が避難したと伝えられていますが、一方で、ISの中でも強硬派の外国人戦闘員がまだ残っているということです。

アメリカのトランプ大統領は、先月28日の演説で「シリアにあったISの支配地域をついに100%奪還した」と述べましたが、バグズでは依然として激しい戦闘が続いているほか、ISの残党が各地に潜伏し、勢いを盛り返すおそれがあるとも指摘されています。