5月19日、主要7カ国(G7)は、広島市で開いた首脳会議(サミット)でウクライナ情勢を議論し、対ロシア制裁の強化を表明する首脳声明を出した。広島で代表撮影=共同

主要7カ国(G7)は19日、広島市で開いた首脳会議(サミット)でウクライナ情勢を議論し、対ロシア制裁の強化を表明する首脳声明を出しました。制裁措置の「抜け穴」を封じて実効性を高めます。ロシアの侵略を支える第3者に対して物的支援を即時停止するよう要請し、応じなければ深刻なコストに直面するとしました。

G7首脳は、ロシアによる違法なウクライナ侵略に対して結束することを再確認しました。ロシアの明白な国連憲章違反を「最も強い言葉で非難する」とし、ウクライナから直ちに無条件で撤退するよう強く要求しました。ロシアの核兵器による威嚇や使用は許されないというG7の立場を改めて表明しました。

ロシアの軍事機構を支えるG7の技術、産業設備、サービスをロシアから枯渇させると宣言しました。前線に物資を輸送する団体を対象とすることを含め、対ロ制裁の回避や迂回をさらに阻止するとしました。

ロシアが戦争を進めるために国際金融システムを利用することを一段と制限します。ロシアがエネルギーやダイヤモンドから得ている収入を減らし、侵略を継続するための資金調達にも手を打ちます。

一方、G7によるウクライナへの支援は「揺るがない」とし、ウクライナが自国民のために前向きな未来を構築することを支援するとしました。「平和の象徴」である広島の場で、G7メンバーが全ての政策手段を動員し、可能な限り早くウクライナに永続的な平和もたらすために努力することを誓うと結びました。(ロイター)