ドイツのメルケル首相は21日、イギリスのジョンソン首相と記者会見を行った際、EUからの離脱で懸案となっている北アイルランドの国境をめぐる問題について「今後30日間で解決策を見つけられるのではないか」と述べ、メルケル首相がイギリスに対する態度を軟化させたとする受け止めが一部で広がりました。
これについてメルケル首相は22日、訪問先のオランダで行った記者会見で「30日というのは、短期間でも達成できるという意味での例えだ」と述べて、新たに30日という期限を設定したわけではなく、あくまで早期解決の必要性を訴えたものだと強調しました。
そのうえでメルケル首相は、離脱の期限となっている10月末までにイギリスが解決策を見いだすことに期待を示しました。
メルケル首相はEU側に離脱の条件について再交渉する考えがないことを改めて明確にしたことになり、期限が迫る中、打開策を打ち出せるのか不透明な状況です。(NHK)