(写真:AFP/TTXVN)

このプロジェクトは、ロシアからバルト海の海底を通じてドイツに天然ガスを運ぶパイプラインを建設する「ノルドストリーム2)」。欧州一の経済大国ドイツへのガス供給倍増が目標です。だが米議会は、欧州同盟国に対するロシアの影響力を増大させるものだと危機感を募らせています。

2020会計年度の国防予算の大枠を定めたNDAAの一部に盛り込まれた制裁は、ノルドストリーム2およびロシアとトルコを結ぶパイプライン「トルコストリーム」建設の参加企業が対象いました。制裁の内容は、工事請負業者の資産凍結やアメリカビザ(査証)取り消しなどです。全容はまだ明らかにされておらず、60日以内に制裁対象企業と個人の名前が公表されるという。

米議員らはノルドストリーム2について、アメリカとの関係が悪化するロシア政府を裕福にし、各地で緊張が高まる欧州におけるウラジーミル・プーチン大統領の影響力を増大させると警鐘を鳴らしてきました。