(NHK)ドイツ国内で中東からの難民や移民系の人物による凶悪事件が相次ぐなか、メルケル首相は28日、日本時間の28日午後8時ごろからベルリンで記者会見を行いました。

この中でメルケル首相は「難民による事件は、彼らを難民として受け入れたドイツを侮辱するものだ。私たちの安全を脅かし、無実の難民にも重荷を負わせるもので、許しがたいテロだ」と述べ、一連の事件を強く非難しました。




そのうえで「私たちはいま、歴史的な試練に直面している。国民の団結や寛容で自由な社会を破壊しようとするテロリストに対抗するため、適切な治安対策を取る」と述べ、過激な思想や行動につながるインターネット上の通信を監視し、各国と情報を共有するなどして、テロ対策を強化する方針を示しました。

一方でメルケル首相は「戦火を逃れてきた難民を受け入れることはドイツの憲法に規定されている。私たちは必ずこの問題を解決できると確信している」と述べ、事件をきっかけにこれまで取ってきた難民の受け入れ政策を大きく見直すことはないという考えを強調しました。