洪水はドイツ南部の人々の生活に深刻な影響を与える(20 Minutes)

ドイツのショルツ首相は3日、集中豪雨と洪水に見舞われた南部の被災地を訪れ、政府の緊急災害対応チームと軍の部隊を派遣することを表明しました。その上で「われわれは人間が作り出した気候変動を止める仕事を決してなおざりにしてはならない」と訴えました。

現地では、週末に家から出られなくなった人を救助しようとした消防隊員が1人死亡しました。また、豪雨のために数千人が自宅からの避難を迫られ、3日時点でさらに2人の死者も確認されるなど被害が広がっています。

2日にはハーベック経済・気候保護相も被災地を訪れ、気候変動が重大な気象災害をもたらしつつあると指摘し、対策の必要性を訴えました。

一方で政府の諮問委員会は3日、このままではドイツが2030年の温室効果ガス排出量削減目標を達成できない公算が大きいと警告し、新たな措置を講じるよう求めました。

ドイツの法律に基づくと、諮問委員会がこうした目標達成が不可能だと来年確認した場合、政府は是正策を打ち出すことが義務づけられています。(ロイター)