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先月行われた総選挙で、勝利こそ収めたものの精彩を欠いたアンゲラ・メルケル首相率いるCDU=キリスト教民主同盟の得票率に注目が集まっていましたが、CDUは敗北を喫しました。連立交渉を間近に控えているメルケル氏にとっては、手痛い結果となりました。
公共放送ARDとZDFの得票率予測によりますと、マルティン・シュルツ氏率いるSPD=社会民主党が37%を上回り、33.4~34.3%のCDUを抑えました。
連邦議会で初議席を獲得したばかりの極右・反イスラム政党「AfD=ドイツのための選択肢」は6%を得票し、同国16州議会のうち14州議会に進出を果たした形となりました。
VW=自動車大手フォルクスワーゲンが本社を置くニーダーザクセン州の州議会選挙がここまでの重要性を帯びたのは、先月の総選挙でメルケル氏の保守与党が過去数十年で最悪の結果に見舞われ、AfDが躍進してからわずか3週間後の投票実施となったことにあります。
メルケル首相は4選されたとはいえ、左派の緑の党(Greens)と財界寄りのFDP=自由民主党との連立を余儀なくされており、この政治の「ポーカーゲーム」は来年まで長引く恐れもあります。
識者らは同州議会におけるCDUの敗北で、18日から首都ベルリンで始まる連立交渉でメルケル氏の立場が弱まる可能性もあると指摘しています。

