8月7日、キルギスでユーラシア経済連合(EAEU)の政府間評議会拡大会合が開催されました。今回の会合では、産業協力の強化、食料安全保障の確保、電子商取引の発展、輸送のデジタル化、ならびに共通金融市場の形成に重点が置かれました。また、ベトナムを含むパートナー国との貿易協定の履行状況についての点検も行われました。
会合には、ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニア、キルギスの加盟5か国の政府首脳をはじめ、一部のパートナー国やオブザーバーの代表が出席しました。
会議では、気候変動や水不足が深刻化する中、食料安全保障に関するテーマについて特に深掘りした議論が行われました。物流分野において、EAEUは鉄道貨物輸送のデジタル化を推進し続けています。さらに、ベトナム、イラン、セルビアとの間で発効している貿易協定の進捗状況についても点検が行われ、関税および非関税障壁の撤廃に重点が置かれました。
会議の締めくくりとして、参加各側は6つの文書を採択しました。このうち特に注目されるのは、電子商取引や売り手・買い手の権利保護に関する3つの協定です。あわせて、証券ブローカーや証券事業者が他の加盟国の取引所で取引に参加することを許可する内容も含まれており、これにより投資協力の促進とEAEU共通金融市場の形成を推し進めることになります。
