エボラ出血熱の感染拡大について、WHO=世界保健機関は、年明けには西アフリカで数万人分に上るワクチンの使用が開始できると明らかにしました。

WHOのキーニー事務局長補は、エボラ出血熱のワクチンの試験を2週間後に開始し、年内に安全性を確認した上で、年明け早々から数万人分の使用を開始できるという見通しを示しました。

使用が有力視されているのは、イギリスの製薬大手「グラクソ・スミスクライン」などが開発したワクチン2種類です。ただ、多くの住民に対し、集団予防接種できる数を確保するのは困難で、当面は医療従事者ら限られた人々に投与される見込みです。

さらにキーニー氏は、感染後に回復した患者の血清を用いた治療についても、数週間以内にリベリアで開始する見通しも明らかにしました。

感染者は疑い例を含めて9000人を超え、ワクチンの開発が急務となっています。