衝突するイスラエル警察とパレスチナ人=ロイター

エルサレムでは今年、イスラム教の聖なる月であるラマダンと、ユダヤ教の過越祭、キリスト教のイースター(復活祭)が重なり、緊張が高まっています。

また、イスラエルの治安部隊は、過去2週間に国中で起きたアラブ人による一連の路上襲撃事件を受けて、厳戒態勢を敷いています。

警察当局は、朝の礼拝終了時に残っていた暴力的な群衆を解散させるため、ユダヤ教徒には「神殿の丘」、イスラム教徒には「崇高な聖域」として崇められている聖地に入ったと説明しました。パレスチナ人の集団が近くにあるユダヤ教の祈りの場である「嘆きの壁」に向かって石を投げ始めたということです。警察はイスラム教第3の聖地であるアルアクサ・モスクには立ち入っていません。

パレスチナ赤新月社によりますと、59人が負傷しました。一部は催涙ガスやゴム弾で負傷したということです。

パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスはイスラエル警察を非難し、イスラエルは「結果に対する責任を負う」と表明しました。(ロイター)