6月30日、エジプトの大統領宮殿の近くで、爆発が起きて警察官2人が死亡し、去年、事実上のクーデターを指揮したシシ大統領に反発する武装グループの犯行とみられています。

エジプト警察が爆発物を処理しようとしている(写真:ロイター)
エジプトの国営通信によりますと、カイロの大統領宮殿の近くで、同日、警察官が路上に爆発物が仕掛けられているのを発見し、処理しようとしたところ、突然2回爆発が起きました。この爆発で、これまでに警察官2人が死亡、数人がけがをしたということです。
エ ジプトでは、ちょうど1年前の去年6月30日、イスラム組織「ムスリム同胞団」出身のモルシ大統領に抗議する大規模なデモが始まったのをきっかけに、軍が 事実上のクーデターに踏み切り、モルシ政権を崩壊に追い込みました。
今回の爆発は、デモからちょうど1年となる日に起きていて、インターネット上には、事 前に大統領宮殿周辺に爆発物を仕掛けたと警告する声明も掲載されていました。このため、軍出身のシシ大統領や治安当局に反発する武装グループによる犯行と みられています。
