(写真:Bá Thi/VOV Ai Cập)

エジプトの選挙管理当局は18日、今月10日から3日間にわたって投票が行われたエジプト大統領選挙の結果について軍出身で現職のシシ氏が、90%近い票を得て3選を決めたと発表しました。

投票率は66.8%だとしています。
エジプトでは2011年の民主化運動「アラブの春」で、30年続いた当時の独裁政権が倒れたあと、イスラム色の強い政権が選挙によって誕生しましたが、軍の介入で崩壊しました。
その後、軍出身のシシ大統領が2014年から2期にわたって強権的な統治体制を固めてきました。
3期目に入るシシ大統領は2030年まで務めることになり、テレビ演説で「国民の希望を実現するために努力を尽くす」などと述べました。
30%を超える記録的なインフレなど国内の経済対策に加えて、イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突が続きガザ地区の人道状況が深刻化する中、仲介を通じて地域を安定させられるか、シシ大統領の手腕が問われることになります。(NHK)