去る2月のミンスク首脳会議で、プーチン大統領(中央)とウクライナのポロシェンコ大統領)(写真: AFP/TTXVN)

EU=欧州連合はベルギーのブリュッセルで19日から2日間の日程で始まり、会議の冒頭、首脳らはチュニジアの博物館で起きたテロ事件の犠牲者を悼み黙とうをささげました。会議では、情勢が悪化するウクライナ東部を巡り、政府と親ロシア派が先月合意した停戦合意の履行状況などについて協議しました。
そして親ロシア派の後ろ盾となっているロシアに対して、去年から行っている経済制裁について、停戦合意が完全に履行されるまで継続することで合意しました。
協議のあと記者会見したEUのトゥスク大統領は、ことしの末までをひとつのめどに制裁の継続を判断したいという考えを示す一方で、「必要だと判断すればさらなる決定も行う」とも述べ、停戦合意が再び破られるような事態になれば制裁の強化も辞さない構えを示しました。また会議では、EU域内でエネルギーの安定供給を確立するため、天然ガスの調達先を多様化したり、各国間で電力を融通し合うしくみを作ったりすることで合意し、エネルギー供給をロシアに依存する状況から脱却することを目指す方針を打ち出しました。