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(NHK)イギリスのEU=ヨーロッパ連合からの離脱をめぐる交渉が行われ、EUは離脱の条件についての協議がまとまるには最大で数か月かかるとの見通しを示し、自由貿易協定など離脱後の関係をめぐる協議へのできるだけ早い移行を求めるイギリスの思惑どおりに協議を進めるのは難しい情勢です。
イギリスとEUの離脱をめぐる交渉は、4回目の協議が25日からベルギーの首都ブリュッセルで行われました。
離脱交渉では、第1段階として、イギリス在住のEU市民の権利や2020年まで編成されたEU予算の分担などについて話し合われてきましたが、双方の意見の隔たりは大きく、イギリスのメイ首相は先週、事態の打開に向け予算について応分の負担をするなどの提案を発表しました。
協議最終日の28日、イギリスのデービスEU離脱担当相は、進展があったとして、自由貿易協定など離脱後の双方の関係をめぐる交渉の第2段階に移りたい考えを示しました。これに対してEUのバルニエ首席交渉官は「メイ首相の提案は交渉に新たな原動力を生み出した」として一部で論点が明確になったと評価する一方で、EU市民とその家族の権利などについて依然隔たりが大きく、第1段階の交渉をまとめるにはまだ数週間から数か月かかるとの認識を示しました。
イギリスは、交渉の第2段階にできるだけ早く移りたい考えですが、来月9日からの次回の協議で十分な進展がなければ思惑どおりに進めるのは難しい情勢です。

