EUエネルギー相の緊急会合(写真:AFP/TTXVN)

欧州連合(EU)エネルギー相は9日に開いた緊急会合で、天然ガス以外で発電する電力事業者の利益に上限を設けるほか、電力会社を倒産させないよう欧州委員会に提案することで一致しました。また、天然ガスに価格上限を設ける案については、ロシア産のみを対象にせず、対象を広範にするよう提案しました。

輪番制のEU議長国を現在務めるチェコが発表したエネルギー相会合の会議要旨によると、エネルギー価格の高騰を受けた消費者の負担増に対処する方法を模索する中で、ロシア産天然ガスを特定的に対象としない、広範な天然ガスの価格上限設定を含む緊急措置を策定するよう欧州委に要請することで合意しました。

議事要旨によると、ロシアから輸入する天然ガスに価格上限を設ける案は幅広い支持を得られませんでした。

また、電力会社に緊急資金を提供するという提案を支持した上で、欧州委員会にそのような措置を設計するよう要請しました。

欧州委は来週、具体的な提案を発表する見通しです。複数のEU外交筋によると、EUエネルギー相は今月末にも緊急会合を開き、最終案について協議する可能性があります。

(ロイター)