〈写真:AP) |
戦略的コンパスは「ロシアのウクライナ攻撃で欧州に戦争が呼び戻され、EUは自らの利益を守る能力に対する挑戦を受けている」と記し、EUとして防衛力を強化する重要性を強調しています。
この指針の柱となる即応部隊は2025年までに創設され、ドイツが中核部隊を提供する方針を示しています。ほかにも、加盟各国の防衛費増額や防衛装備品の開発協力、宇宙戦略の推進、定期的な軍事演習の実施などが盛り込まれました。対ロシアを念頭にサイバー攻撃対策や欧州東部の友好国への支援強化も進めていきます。
欧州では一時、アフガニスタン戦争での米軍撤収を巡る混乱などを背景に安保面における米国依存からの脱却を求める声が強まりました。しかし、ロシアのウクライナ侵攻により、米国との協調の重要性が再認識されています。戦略的コンパスには欧州独自の防衛力を強化する一方で、米欧同盟である北大西洋条約機構(NATO)との協力を重視する方針も示されています。(mainichi.jp)

