EU=欧州連合加盟国は9日、今年のEU予算に対し未払いとなっていた35億ユーロ(約5200億円)の会計処理について欧州議会と合意した。これにより、EUの今年と来年の予算計画が確定しました。

この予算計画をめぐっては、欧州議会議員が加盟国に拠出金の増額を求める一方、加盟国は追加の支払いに消極的で、協議は数週間にわたっていました。

年内に合意できなければ、2015年のEU予算は暫定的に1カ月単位で運営され、月間の支出は14年に合意した歳出を12で割った額に限定されることになりました。このため、数年にわたるような大型プロジェクトなどに影響が出かませんでした。

この日の合意は妥協案と呼べるもので、35億ユーロについて加盟国は新たに拠出するのではなく、罰金や通常なら年末に加盟国に返還されるはずの還付金、その他の一時金で埋め合わせることになります。