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イギリス議会は29日、すでに2回否決された「離脱協定案」について3回目の採決を行いました。採決を前にメイ首相は「国にとって正しい結果を得るために身を引く覚悟がある」と述べ、みずからの進退をかけて賛成を呼びかけましたが、与党議員の造反は防げず、賛成が286票、反対が344票の反対多数で、「協定案」は否決されました。
EUは「協定案」が今週中に承認されなければ、離脱の期日を来月12日とする方針を示しています。否決されたことを受けてメイ首相は「わずか14日で別の方策を見いださなければならない。議会での議論は限界に近づいているようにも思える」と述べ、厳しい局面にあることを認めました。
そのうえで、「政府は、秩序だった離脱を実現させることを訴え続ける」と述べ、EUと合意がないまま離脱する「合意なき離脱」は避けなければならないと訴えました。
野党からは、首相が抜本的に方針を転換しないのであれば、総選挙を行って国民の信を問うよう求める声が相次ぎました。
議会では、来週、首相の案に代わる案を模索するための投票が再び行われる予定ですが、離脱の期日が迫る中、先行きへの懸念が強まっています。

