(NHK)オランダでは6日、EUとウクライナとの間で結ばれた自由貿易協定の賛否を問う国民投票が行われました。

オランダの公共放送によりますと、即日開票の結果、投票率は32.2%で、反対が61.1%、賛成が、38.1%となり、反対が賛成を大きく上回りました。

EUとウクライナとの自由貿易協定を巡っては、EUに加盟する28か国のうち、オランダを除くすべての国ですでに批准されていますが、オランダでは議会が承認したものの、EUに懐疑的な市民団体の要求で国民投票が実施されました。その結果に法的な拘束力はありませんが、オランダのルッテ首相は「反対が賛成を大きく上回った場合はそのまま批准するわけにはいかないと思う」と述べており、協定の批准手続きに影響が出ることも予想されます。

ヨーロッパでは、イギリスでEU離脱の賛否を問う国民投票が6月に予定されているなど、EUに懐疑的な世論が広がっており、オランダの国民投票もそれを象徴する動きと受け止められています。