双方の交渉担当者は今回、新たに5つの章について合意し、他の項目についても大きな進展があったとしています。
21年前に締結された現行のFTAは工業製品が中心であるため、見直し交渉では対象を農産物やサービス、投資、政府調達に拡大するとともに、労働基準や環境保護に関する規定を盛り込むことを目指しています。
メキシコは、最大の貿易相手国であり、NAFTA=北米自由貿易協定離脱もちらつかせるアメリカへの経済的な依存度を下げたいため、EUとのFTA見直しを重視しています。
メキシコ政府によりますと、EU側と新たに合意したのは、貿易障壁、国有企業、助成金、腐敗防止、サービスの貿易の5分野です。
メキシコ政府はEUとのFTA見直しについて、2月中の合意を目指していましたが、NAFTA再交渉の第7回会合が25日から始まるため、実現する可能性は低そうです。
EU・メキシコのFTA見直し交渉で残る主な課題は、双方の食料品市場の開放の程度と原産地規則などです。
