現在、南東部と南部メコンデルタ地域に整備された小規模な冷凍倉庫システムは、需要の約30%しか満たしていない状態です。専門家によりますと、メコンデルタ地域の6つの省・市の14ヶ所でスマート冷蔵倉庫が建設される可能性があります。その中で、EUに対し、カントー市、ドンタップ省、ハウザン省、チャビン省、ビンロン省に設置される予定のスマート冷蔵倉庫の建設を支援するよう提案されています。2030年までに、欧州連合、および中東地域に輸出される野菜、果物の保管を目指して、100箇所ないし200箇所のスマート倉庫を建設する目標が設定されています。
海事建設株式会社の代表者レ・クアン・タイン氏は次のように語りました。

(テープ)

「先ずは、果物が収穫直後にできるだけ早く低温で保管すると同時に、輸送距離を短縮させるためには、多くの果樹園が集中する場所にスマート冷蔵倉庫を設置する必要があります。次は、果物の収集に便宜を図る為、幹線道路やカイクイ港、またはハウ川にある幾つかの港の近い場所にスマート冷蔵倉庫を建設することも重要です」

なお、プロジェクトの長期的な目標は、南部メコンデルタ地域の各省・市からカイメップ・ティバイ深水港、そして、欧州諸国の港に至るまでのスマートコールドサプライチェーンを完備させることです。このことは、高いコストがかかる陸上輸送から水上輸送へシフトし、ロジスティクスコストを削減する一方、ベトナム産の野菜、果物の競争力向上に繋がるとされています。