会合は、EU理事会の輪番議長国を務めるアイルランドが主宰します。今回の会合の開催は、加盟22か国がEUに対し、今回の危機に緊急に対応するよう求める書簡を送ったことを受けて決定されました。
専門家の間では、この会合は、移民危機への対応におけるEUの調整能力を試す重要な機会になるとみられています。また、国境保護、不法滞在者の送還、北アフリカのパートナー国との協力強化などをめぐり、EU共通の措置を形づくる可能性もあります。
これに先立ち、スペインのペドロ・サンチェス首相は、ヨーロッパの同盟国に対し、実質的な連帯を示すよう呼びかけました。一方で、スペインの危機対応が不十分だったとの批判については否定しました。
セウタ情勢に関連し、バチカンで行われた日曜の祈りで、ローマ教皇レオ14世は、移民危機を平和的、人道的、公正な方法で解決し、移民の安全、尊厳、正当な権利を保障するよう各方面に呼びかけました。
教皇はまた、世界の紛争解決に向け、対話と外交的解決を優先するよう国際社会に改めて訴えました。教皇は次のように述べました。
(テープ)
「私は、セウタでの深刻な状況を注視し、強い懸念を抱いています。世界で戦争が終わり、紛争が外交によって解決されるよう、平和のために祈り続けましょう。私たちは、戦闘のすべての犠牲者、とりわけ子ども、高齢者、病気の人々など、最も弱く、脆弱な立場にある人々を心に留めます」
暫定的な統計によりますと、セウタでの移民危機により、90人が死亡しました。現在も、スペインとモロッコの当局が捜索・救助活動を続けています。
