(写真:Euronews)

当初はイスラエルを支持するドイツなどが反対しましたが、初めて「停戦」の二文字が盛り込まれました。

採択された文書ではさらに、イスラエルのネタニヤフ首相がラファへの地上作戦をちらつかせたことに対し、「すでに壊滅的な人道状況をさらに悪化させ、緊急に必要とされている基本的なサービスや人道支援の提供を妨げる」と非難し、「地上作戦を行わないよう求める」と明記しました。

EUのミシェル首脳会議常任議長は会議後の記者会見で、初めて「停戦」が盛り込まれたことについて、「我々が団結するまでに時間がかかった」と認めました。その上で、「国連の(停戦を求める)動きも考慮している。イスラエルには自国の安全を守る権利があるが、国際人道法を順守するよう求める」と改めて述べました。

ガザでの武力衝突が始まった直後の昨年10月の首脳会議では、スペインなどが「永続的な停戦」に近い文言を盛り込むよう求めた一方、オーストリアやドイツなどがイスラエルの自衛権を制限することに懸念を示し、反対しました。その結果、折衷案として、「人道回廊や人道的な(戦闘の)中断を求める」という表現にとどまりました。(朝日新聞)