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既にお伝えしましたように、5日と6日の両日、タイの首都バンコクで、ASEAN=東南アジア諸国連合とEU=欧州連合の高官級会合が行われました。これは、双方関係の評定や、今後の方向の制定、今年8月に行われるASEAN・EU外相会議の準備を目指すものです。
会議で、EU側は、多国間主義や、ASEANとの広範で深い関係を含む地域内の連携を強化する決意を表明しました。また、シンガポールや、ベトナム、タイ、インドネシアとのFTA=自由貿易協定の早期締結へ向けて、その交渉を加速させると公約しました。
これは、双方間の貿易投資関係の強化や、ASEAN・EU間のFTA締結に基礎を作り出す措置と見なしています。
これに対し、ASEAN側は、双方が2018~2022年期における行動計画を早期に作成するよう訴えたほか、EU側に対し、中小企業と零細企業支援や、地域間連携、発展格差の縮小、ハイテク応用などに関するプロジェクトを強化していくよう提案しました。
さらに、EU側は、同連合加盟国の貨物の40%を輸送するベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)での安全保障、航行の安全確保の重要性を強調し、あらゆる紛争を1982年国連海洋法条約を含め国際法に従って平和措置で解決すべきという立場を再確認した上で、EUは関連経験を分かち合う用意があると明らかにしました。
会議で発言にたったベトナムのグエン・クゥオク・ズン外務次官は、「ベトナムは常にEU・ASEAN関係を重視し、ASEANとEUが広範な協力と多国間主義を促進し、貿易自由化を進め、法の支配を維持するために協力し続けることを支持する」と再確認しました。
また、ベトナム東部海域に関するEUの立場を高く評価した上で、EUに対し、今後も紛争の平和的解決や、DOC=海上行動宣言の効果的履行、COC=海上行動規範の早期作成を支持していくよう訴えました。

