G7は、EUと協調して2022年末にロシアの戦費削減を目的とする上限価格制度を導入しました。この制度では、1バレル=60ドルを超える水準で、西側の海運会社や保険会社が取引に関与することが禁止されています。
しかし、昨年末以降、ロシアは老朽船を主体とする「闇の艦隊」を利用して原油輸出を拡大させ、上限価格制度の効果が弱まっているとの指摘があります。
こうした状況の中で、西側諸国は船舶を直接対象とするなど、制裁の効果を回復させるための対策を模索しています。
今回の協議を主宰したEUのオサリバン制裁特使は、「ブリュッセルでの会合はこれで4回目ですが、やるべき課題はさらに増えています。現在、我々が全力を注ぐべきは、制裁の徹底した実行です」と述べました。(ロイター)
