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トルコは欧州出身の過激派組織「IS=イスラム国」の戦闘員を出身国へ送還する構えで、EUとトルコの緊張は高まっています。
トルコはキプロスを国として承認しておらず、ガス田は自国などの権益と主張します。EUは採掘をやめるよう呼びかけていましたが、トルコは応じず、対立が激しくなっていました。EUは、制裁はトルコのシリア攻撃や戦闘員送還とは別の措置と説明しています。
制裁は主に関係者の域内への渡航禁止と資産凍結の2つです。対象は軍関係者らになるとみられますが、いつから始めるかなど具体的な日程は定めませんでした。EUとしては隣接するトルコとこれ以上の対立は望んでおらず、トルコ側の歩み寄りに期待をにじませました。
トルコは11日、ISの米国人戦闘員1人の送還を完了しました。近くドイツ人など欧州にも送還するといいます。外相理事会後に記者会見したEUのモゲリーニ外交安全保障上級代表はEUとして送還にどう対応するかについて「加盟国の権限だ」と述べ、加盟国のルールに基づいて対応されるとの認識を示しました。EU各国は自国の治安が脅かされるとして強く反対しています。
トルコのシリア攻撃については、トルコへの武器輸出を制限することを改めて確認しました。シリア攻撃などでEUはトルコを批判した経緯があり、トルコが反発を強めて戦闘員の送還に動いたとの見方があります。

