15日、EU=欧州連合とウクライナは100億ユーロ規模の防衛産業パートナーシップを構築するための協定に署名しました。これは、ロシアとウクライナの衝突が緊迫化するなか、両者間の安全保障分野における協力の新たな進展を示すものとなります。

100億ユーロ規模の新たな軍事支援策の発表に加え、EUとウクライナは無人機システムの共同生産を推進し、防衛産業分野での協力を拡大することに合意しました。ウクライナのゼレンスキー大統領は、今回の合意をウクライナとEUの関係における「歴史的な一歩」であると評価し、ヨーロッパのパートナー諸国とともに防衛生産能力を発展させたいという意向を表明しました。

防衛協力と並行して、ウクライナは2024年に正式に開始されたEUへの加盟交渉プロセスをさらに推し進めています。EU側は、防衛、経済、および制度改革の分野でウクライナを支援する方針を繰り返し強調していますが、依然として衝突が続くなかで、加盟に向けたプロセスは長期に及ぶとの見解を示しています。これは、ウクライナが「法の支配」やガバナンスの向上、汚職防止、そして経済改革といった基準を完全に満たす必要があるためです。