イギリスがことし1月にEUを離脱したあと、双方は自由貿易協定などの交渉を続けていますが、漁業権や政府による企業への補助金のルールなどをめぐって、交渉は難航しています。
双方は、予定されていた最後の交渉を2日まで行いましたが、立場の隔たりは埋まりませんでした。
イギリスのジョンソン首相( TTXVN) |
これを受けてEUのフォンデアライエン委員長とイギリスのジョンソン首相は3日にオンライン形式で会談することになりました。
フォンデアライエン委員長は2日の記者会見で「新型コロナウイルスによって経済が打撃を受ける中、合意を結べるのが望ましいがどんな犠牲でも払うというわけではない」と述べ、安易な妥協はしないとの考えを示しました。
自由貿易協定の交渉をめぐってはイギリス政府が先月、決裂した場合に備えて、離脱の際にEUと合意した北アイルランドに関する取り決めをほごにする法案を提出し、これに対してEUは司法裁判所への提訴に向けた法的措置に乗り出しています。
双方の溝が深まる中、首脳会談で事態の打開が図れるかが焦点です。(NHK)

