EUのユンケル委員長とギリシャのチプラス首相は13日、ブリュッセルで会談し、先月、ユーロ圏各国が合意したギリシャへの金融支援の4か月間の延長を巡り、その条件となっているギリシャの構造改革の具体案などについて協議しました。



ギリシャのチプラス首相(写真:AFP)

会談を前にユンケル委員長は記者団に対し、ギリシャ側と進めている協議について「この数週間の進展に満足していない」と述べて懸念を示し、ギリシャ側がこれまでに示している改革案とEUなどが求めるレベルとの間に依然、大きな開きがあることを示唆しました。

そのうえで、「協議が失敗に終わる可能性は一切排除する」と強調し、早期の合意に向けて協議を加速させる必要があるとの認識を示しました。

金融支援の実行にむけてギリシャは来月末までに構造改革案の具体的な内容についてEU側の合意を取りつけなければなりませんが、厳しい緊縮策につながる改革案には国民の反発が根強く、チプラス首相は難しい判断を迫られることになりそうです。