財政省の税関局と統計局の公式統計によりますと、1995年1月から2026年6月までのベトナムとEUの貿易総額は、累計で9000億ドルに達しました。
このうち、EVFTAが発効した2020年8月以降の6年間だけで3838億ドルに上り、過去およそ30年間の貿易総額の42.6%を占めています。
EVFTAの発効から6年の成果は、欧州企業がベトナムでの事業戦略を積極的に策定していることにも表れています。
在ベトナム欧州商工会議所「ユーロチャム」が発表した2026年第2四半期のBCI=企業景況感指数によりますと、調査に参加した欧州企業の55%が、ベトナムを中核的な事業拠点、または主要な成長拠点と位置づけています。
また、22%が、ベトナムを自社の地域ネットワークを構成する重要な拠点とみなしています。ベトナムは、アジアでの長期的な事業拡大を支える競争力のある基盤へと成長しています。
さらに、ベトナムとEUの貿易に積極的に携わる在ベトナム欧州企業のうち、半数がEVFTAによる関税優遇措置の恩恵を直接受けています。
ユーロチャムのブルーノ・ジャスパート会頭は、2026年1月にEUとベトナムの関係が包括的な戦略的パートナーシップへと格上げされたことを受け、EVFTAは経済外交の全く新たな時代を支える確固たる基盤となっていると強調しました。
また、この協定の意義は貿易額だけで測られるものではなく、今後の協力の先例を築いたことにもあるとしています。
