ブラッター氏
(NHK) 副会長などの起訴で揺れるFIFA=国際サッカー連盟の会長に、ブラッター氏が再選されたことについて、ヨーロッパを中心に傘下のサッカー連盟から腐敗した体質の改革を求める声が相次いでおり、ブラッター会長は、厳しい組織運営を迫られることになります。
FIFAは、副会長2人を含む関係者9人がアメリカの司法当局から組織的不正の罪で起訴された事件を巡り批判が高まるなか、29日会長選挙を行い、現職のブラッター氏が再選を決めました。
この結果について、ブラッター会長の辞任を強く求めていたFIFAの傘下にあるUEFA=ヨーロッパサッカー連盟のプラティニ会長は、失望感を示したうえで、「信頼を取り戻すためには、変革することが必要だ」と述べ腐敗した組織の体質を変えるよう求めました。
また、会長選挙で投票した日本サッカー協会の大仁邦彌会長も、「今の危機感を反映させてFIFAを変えていかなければいけない。まずは透明性が必要だ」と述べ、信頼回復が急務だと訴えました。
事件を巡っては、飲料やスポーツ用品メーカーなどのスポンサー企業からも、サッカーファンのために失われた信頼を取り戻すよう求める意見が相次いでおり、5期目を迎えるブラッター会長は、厳しい組織運営を迫られることになります。
