写真:AFP/TTXVN

フランスの観光名所、パリのノートルダム大聖堂の近くで、ガスボンベなどを積んだ不審な車が放置されているのが見つかった事件で、これまでに拘束された女らが、シリアにいる過激派組織IS=イスラミックステートのメンバーから指示を受けていたと見られることがわかりました。

今月4日、パリのノートルダム大聖堂の近くの路上で、ガスボンベや燃料が入った容器を積んだ不審な車が放置されているのが見つかり、警察は8日、パリ近郊で、車の所有者の娘ら女3人を拘束しました。
パリの検察は9日、会見を開き、「摘発したのは若い女らが中心のテログループで、シリアにいるISのメンバーから遠隔で操られていた」と述べ、女らがISの指示でテロを準備していたうえ、別のテロも計画していたと見られることを明らかにしました。
3人のうち最も若い19歳の女はシリアへの渡航を希望し、情報機関の監視対象となっていたほか、別の23歳の女は、ことし7月にフランス北部の教会で神父を殺害した男など複数のテロ容疑者とつながりがあったということです。
今回の事件では、ISがテロを起こすために女性も積極的に利用しようとしている実態が明らかになり、治安当局などは情報収集や警戒を強化することにしています。