(NHK)フランスは19日、国連安全保障理事会に決議案を提出し、パリの同時テロ事件をはじめ、ロシアの旅客機 が墜落した事件など、過激派組織IS=イスラミックステートが関わったとみられる一連のテロ事件を強く非難して、国際社会があらゆる手段を使ってISによ るテロ行為を防ぐよう求めました。
パリで今月13日、コンサートホールや飲食店などが銃撃を受けるなどして、129人が死亡した同時テロ事件を受けて、フランスは国連安全保障理事会に新たな決議案を提出しました。
決 議案では同時テロ事件をはじめ、ことし6月以降、ISが関わったとみられるチュニジアやトルコ、レバノンで起きたテロ事件やロシアの旅客機が墜落した一連 の事件を強く非難したうえで、ISにはさらなるテロを行う能力も意思もあるとして、国際社会に対して新たなテロ行為を防ぐため、国際法が許す範囲であらゆ る手段を使うよう求めています。
フランスはテロ事件のあと、シリアのISの支配地域への空爆を強化するとともに、来週にはオランド大統領が、アメリカのオバマ大統領とロシアのプーチン大統領と相次いで会談し、双方にIS対策で連携を強化するよう求めるものとみられています。
フランスとしては安保理でも決議を採択し、ISに対して厳しい措置をとる国際社会の合意を改めて取り付けたい考えです
