暴動は過激化の一途をたどっており、マクロン大統領は2024年パリ夏季五輪の開幕を約1年後に控え、治安対策で大きな不安を抱え込みました。
ライレローズでは、市当局が夜間外出禁止令を出していましたが、何者かが市長宅に車で突っ込み、火を放ちました。市長は市庁舎にいて無事でした。検察は殺人未遂容疑で捜査に着手しました。
中部トゥール近郊でも同日未明、暴徒が市長宅の庭に侵入し、車に放火しようとする事件が起きました。この市長は先週から、脅迫を受けていたといいます。
マクロン氏は4月、年金制度改革法を成立させ、断続的に約3カ月間続いた抗議デモの暴走を押さえ込んだばかりです。新たな暴力の広がりで、またも綱渡りの政権運営を迫られています。
検問中の警官が17歳のアルジェリア系移民2世の少年を射殺した事件を機に広がった今回の暴動は、移民出身者の格差や差別是正の問題が進んでいないことを浮き彫りにしました。(sankei.com)
