〈写真:Le Monde)
マクロン大統領は演説でフランスが「戦争経済に入った」と述べ、欧州の大国に過去の過ちから学び、防衛産業振興に力を入れるよう呼びかけました。
「地政学の決定的な影響を踏まえ、われわれはさらに大きく、迅速かつ強力に前進する必要がある」と強調しました。

展示会の参加者の多くは防衛需要が急増していると指摘しました。東欧のメーカー関係者は匿名を条件に「今年はウクライナが全てだ。戦争は活況をもたらすが、個人的に快くは思っていない」と述べました。

展示会には約60カ国から戦車や装甲車、暴徒鎮圧用の装備に加えて銃や弾薬が出展されています。世界第2位の武器輸出国であるロシアのメーカーが直前に参加を取りやめた一方でバルト海沿岸や東欧の複数の国はブースが2─3倍に増えました。

ウクライナのブースの横では、ロシアによる侵攻に抵抗するウクライナ軍の主要な防衛装備となっている米ロッキード・マーチン製の対戦車ミサイル「ジャベリン」が展示されています。

複数のメーカーはロイターに、欧州をはじめ防衛装備の製造能力が不足していると指摘しました。仏紙ルモンドはこの日、フランス当局が民生品の工場に武器製造能力の増強を義務付ける法案を検討していると報じました。(ロイター)