音楽プロデューサーのミシェル・ゼクレーさんが今月初め、スタジオに入ろうとした際に警官3人から数分間にわたって暴行され、人種差別発言を受けた事件は、先週になってニュースサイト「ループサイダー」に動画が掲載されたことで発覚しました。

フランスではこれを受け、黒人とアラブ系を標的とした警察の構造的人種差別に対する市民の怒りが噴出しました。勤務中の警官の顔の公開を規制する審議中の新治安法案をめぐる議論も激化しています。

予審判事は、警官4人のうち3人について「公権力を持つ者による意図的な暴力」と「偽装」の容疑で予審を開始すると決定しました。残る1人は、催涙ガス缶を放り投げたことをめぐり「意図的な暴力」の容疑で予審対象とされました。また、4人のうち2人は勾留を継続するべきと判断し、残る2人は条件付きでの保釈を認めました。(AFP)