これによってプーチン大統領は、現在の任期が切れたあとも最長で2期12年、2036年まで続投することが可能となります。

ロシアの憲法改正は、ことし1月、プーチン大統領が国の権力構造を変えるとして提案し、改正案には議会の権限強化などに加えて、プーチン大統領の続投を可能にする内容が盛り込まれました。

憲法改正の是非を問う全国投票は、1日行われ中央選挙管理委員会によりますと、日本時間の2日午前11時時点の開票率は、99%で賛成が78%、反対が21%と賛成が反対を大きく上回り、憲法改正は確実となりました。

これによってプーチン大統領には、今の任期が切れる2024年以降も立候補することに道が開かれ、最長で2期12年、2036年まで続投することが可能となります。

プーチン大統領は、先月放送された国営テレビのインタビューで、後継者選びが始まると政治の安定が損なわれると指摘したうえで「憲法が改正されれば大統領選挙に立候補する可能性を排除しない」と述べています。

野党勢力は「終身大統領をめざしている」として批判を強めていますが、プーチン大統領は「続投」という新たな選択肢を得て最大限、権力を維持し続け、現在の任期が切れたあとのロシアの国家運営の在り方もみずから決めていくものとみられます。