プーチン大統領は7日、シリアの首都ダマスカスを予告なしに訪問し、現地に駐留するロシア軍の施設でアサド大統領と首脳会談を行いました。
会談でプーチン大統領は「ダマスカスには平和な暮らしが戻りつつある。復興の兆しを実感した」と述べ、ロシアによるアサド政権への支援を通じてシリア情勢は改善しているという考えを強調しました。
ただ、シリア北西部のイドリブ県では最近、ロシア軍が支援するアサド政権の部隊が反政府勢力への攻勢を強め、この影響で先月だけで23万人以上が家を追われ、厳しい寒さのなかで避難生活を余儀なくされています。プーチン大統領としては現地の治安回復と復興をアピールすることで、国際社会の批判をかわしたい思惑があると見られます。
また、アメリカによるイランの司令官殺害で緊張が高まるなか、世界が注目する中東地域にあえて踏み入ることでロシアの存在感を示すねらいもありそうです。
