
ロシアのプーチン大統領は11日、キューバを公式訪問し、キューバ革命の指導者、フィデル・カストロ前国家評議会議長と会談しました。国際問題で意見を交わしながら親交を深め、アメリカ主導の世界秩序に対抗する強い姿勢を共有したとみられます。
2008年に病気療養のため、国家元首の座から正式に退いたフィデル氏が、外国の要人と会談する姿が伝えられたのは異例です。プーチン大統領はフィデル氏との会談について、ラウル・カストロ国家評議会議長に「とても興味深い、長時間の会話をした」と語り、国際政治や2国間関係、通貨市場の問題を話したと明らかにしました。
1959年のキューバ革命後、同国はアメリカから経済封鎖を受けています。一方、ロシアはウクライナ危機を巡り、米欧から制裁を科されています。インタファクス通信によりますと、プーチン大統領はラウル氏との首脳会談後、「違法な封鎖を克服するため、キューバの友人を支援する」と述べました。ロシア大統領がキューバを訪れたのは08年のメドベージェフ大統領(現首相)以来となります。
