【モスクワ=共同】ロシアのプーチン大統領は6日、カリモフ大統領が死去した中央アジア・ウズベキスタンのサマルカンドを訪れました。後継として有力視されるミルジヨエフ首相と会談し「ロシアを最も信頼できる友人として、全面的に頼りにしてほしい」と述べ、ウズベクへの影響力強化に意欲を見せました。


(写真:TTXVN)

ウズベクはソ連から独立後、独自外交を掲げてロシアとは一定の距離を保ち、カリモフ氏とプーチン氏の関係も複雑だったとされます。ロシアはカリモフ氏死去を機に中央アジア最大の人口約3千万人を抱えるウズベクで存在感を高めて地域情勢の主導権を握り、米国や中国をけん制したい考えです。

プーチン氏は中国・杭州で開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議の帰路、ウズベクに立ち寄りました。

プーチン氏は会談で、カリモフ氏の功績をたたえた上で「ロシアとしても、相互発展を目指し、ウズベク国民と指導部を支えるためにできることは全てやる」と強調しました。ミルジヨエフ氏は「両国の戦略的パートナーシップを強化したい」と応じました。

プーチン氏はカリモフ氏の墓も訪れ、花を手向けて哀悼の意をささげた。タチヤナ夫人、次女ローラ氏とも面会し、お悔やみの言葉を伝えました。