(写真:Sputnik)

両首脳は今月11日にも電話会談しており、プーチン氏がウクライナ侵略で、イラン製の無人機(ドローン)や短距離弾道ミサイルの供与を求めた可能性が指摘されています。

メドベージェフ前露大統領は19日、自身のSNSに「通常(兵器で)の戦争での核大国の敗北は、核戦争を誘発する可能性がある」と投稿しました。米欧によるウクライナへの兵器供与の拡大をけん制したものとみられ、メドベージェフ氏は「核大国は自国の運命を左右する紛争で負けない」とも主張しました。

一方、ウクライナ軍参謀本部は19日、南部ザポリージャ州などで同日、ロシア軍から4回のミサイル攻撃と、15回の空爆を受けたと明らかにしました。

ミサイル攻撃のうち2回は、ザポリージャ州の集落にある民間のインフラ(社会基盤)施設を狙ったとみられます。被害状況など詳細は不明です。激しい攻防が続いている東部ドネツク州のバフムトやソレダルなどでも露軍の砲撃が続いたということです。

ウクライナのドミトロ・クレバ外相とオレクシー・レズニコフ国防相は19日、連名で声明を発表し、欧州各国などに対し、戦車の早期供与を求めました。

声明は、ドイツ製戦車「レオパルト」を保有するドイツやデンマーク、オランダなど12か国の国名を挙げ、イギリス政府が陸軍の主力戦車「チャレンジャー2」の供与決定を発表したのに続くよう訴えました。

ドイツ以外の国がウクライナにレオパルトを供与するには、ドイツの再輸出許可が必要になります。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は19日のビデオ演説で、「ドイツのリーダーシップの強さは変わらない」と述べ、ドイツに再輸出許可を出すよう呼びかけました。(読売新聞)