覚書によりますと、関係機関は、この路線を中部地域ならではの観光商品として整備・発展させるため、共同で調査や企画を進めます。これにより、ベトナムの観光商品の多様化を図るとともに、南北鉄道の利用促進につなげることを目指しています。
クアンチ省人民委員会のホアン・スアン・タン副委員長は、次のように述べました。

(テープ) 

「フエ市は、独自の文化と観光資源を持つ拠点であり、ベトナム国内だけでなく、世界的にも知られた観光地です。一方、クアンチ省には、歴史や信仰、豊かな自然を生かした観光資源があります。また、フォンニャ・ケバン国立公園は、UNESCO=国連教育科学文化機関の世界自然遺産に登録されています。このように、世界文化遺産と世界自然遺産を結ぶ観光列車の運行は非常に意義深く、長期的な発展が期待できます」
この新たな観光商品を通じて、地元当局は、観光の発展空間を広げ、フォンニャ・ケバン国立公園をはじめとする中部地域の観光地との連携を強化するとともに、環境に配慮した持続可能な鉄道観光の基盤づくりを進める方針です。

観光列車「古都フエ―フォンニャ:驚異と世界遺産をめぐる旅」は、2026年9月から正式に運行を開始する予定です。列車は8両編成で、定員はおよそ304人、運行区間はおよそ190キロです。