全体会合には、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領、ASEANのカオ・キム・ホーン事務総長、そしてASEAN加盟各国の代表団長らが参加しました。
会議の冒頭、プーチン大統領は出席者を歓迎するとともに、国際社会におけるASEANの重要な役割を強調しました。ロシアの指導者は、ASEANがアジア太平洋地域のみならず世界的にも高い評価と信頼を得ていると述べました。また、ASEANは長年にわたるさまざまな試練を乗り越え、広く認められた国際法の原則と相互利益の尊重に基づく国家間協力の枠組みを築き上げてきたと評価しました。
さらにプーチン大統領は今回の首脳会議が現在の地域・国際情勢、過去35年間におけるロシアとASEANの協力成果の評価、そして今後のASEAN・ロシア戦略的パートナーシップの方向性や目標について議論すると説明しました。特に経済協力の分野では、中小企業から大手企業まで、あらゆる企業が恩恵を受けられる包摂的な協力の重要性を強調しました。
ASEAN・ロシア関係35周年記念首脳会議は、ASEANとロシアの戦略的パートナーシップをさらに発展させるうえで重要な意義を持つものです。政治・安全保障、経済、社会・文化の三つの柱において、政治的コミットメントを強化し、新たな協力の原動力を生み出すとともに、今後の戦略的な方向性を示す機会となります。
フン首相の出席は、ベトナムにとってASEAN・ロシア協力が戦略的に重要な位置を占めていることを示すものです。また、ベトナムが「架け橋」としての役割を発揮し、ASEAN・ロシア戦略的パートナーシップを実質的かつ効果的に発展させ、その潜在力にふさわしい新たな進展を実現したいとの意欲を示しています。