調査を率いたのはイギリス・ベトナム合同洞窟探検チームの隊長であり、イギリス王立洞窟協会のメンバーでもあるハワード・リンバート 博士です。

クアンチ省文化・スポーツ・観光局によりますと、これらの遺物は水流による攪乱の痕跡が見られる堆積層の中、古い文化層に属する地点から発見されました。初期分析の結果、石斧は新石器時代のもので、「バウチョー文化」に属し、およそ6000年から8000年前のものと推定されています。

石斧はシリカ質の石材から作られています。これらの遺物は現在、クアンチ省博物館およびハノイ博物館に寄贈されています。

今回の考古学的発見は、この地域における文化の連続性を示す重要な証拠をさらに補強するものと評価されています。これまでにも同地域の洞窟では、ドンソン文化に属する青銅製品や鋳型、青銅製の仏像、さらには古代チャム文字などが見つかっており、長期にわたる人類活動の痕跡が確認されています。