ヌニェス内相は、記者団に対し暴力を誘発するおそれのある集会を呼びかける投稿が、過激派グループによってSNS上に相次いでいると指摘しました。そのうえで、パリ警視庁や各地方の地方長官に対し、最高レベルの警備態勢を講じるよう指示しました。
内相によりますと、こうした抗議活動の呼びかけは、労働組合の一部、極左勢力、過激化した「黄色いベスト」運動に関連するSNSアカウントなどから発信されています。これらのグループは、現地時間の10月31日午後8時から、多くの都市の街頭に集まるよう呼びかけており、過激な内容のメッセージも添えられています。内相は、あらゆる混乱行為に対して治安当局が「極めて厳格に」対処すると強調しました。
フランス内務省によりますと、10月24日に行われた全土のデモにはおよそ41万人が参加し、7万人の警察官が配置されました。この警備体制により、10月17日の暴動で発生したような大規模な略奪や器物破損の再発は抑え込まれました。しかし、先週末のデモでも、パリなどの一部の都市で街頭での衝突が相次ぎました。
