(写真:AFP/TTXVN)

フランスの大統領選挙の決選投票は、今月10日に行われた1回目の投票の結果を受けて、前回5年前と同じ現職の中道マクロン大統領と極右政党のルペン前党首との間で争われています。

投票は24日午前8時、日本時間の24日午後3時からフランス各地のおよそ7万か所の投票所で一斉に始まり、このうちパリ市内の投票所では、午前8時の投票開始とともに有権者が次々に1票を投じていました。

選挙戦では、EUとの関係のあり方やウクライナ情勢への対応などが争点になり、激しい論戦が繰り広げられました。

ウクライナ情勢をめぐって、マクロン大統領はEUが結束して外交的な解決を目指すとともに、ロシアに対する制裁の強化などを訴え、支持を集めてきました。

一方のルペン候補は、燃料価格などが高騰する中、付加価値税の減税を公約に掲げるとともに、ロシアからの天然ガスや石油の輸入を止める制裁は経済をさらに圧迫するとして反対する姿勢を示し、低所得者層を中心に支持を広げてきました。

22日時点での世論調査では、マクロン大統領に投票すると答えた人が55%、ルペン候補と答えた人が45%で、マクロン大統領が圧倒的に優勢だった前回とは違い、ルペン候補が追い上げています。

投票は、日本時間の25日午前3時に締め切られて即日開票され、25日朝には大勢が判明する見通しです。(NHK)