フランスのエマニュエル・マクロン大統領の招きに応じ、トー・ラム書記長・国家主席はベトナムのハイレベル代表団を率い、9日から12日までフランスを公式訪問します。

今回の訪問は、両国が2024年に格上げした包括的な戦略的パートナーシップの具体化を積極的に進める中で行われるもので、インド太平洋地域におけるベトナムの重要な橋渡し役であることを改めて示すものとなります。

フランス大統領府でアジア・オセアニア・米州を担当するジュリー・ル・サオス顧問は、次のように述べました。

(テープ)

「今回の訪問の目的は、2024年に格上げされた両国の包括的な戦略的パートナーシップを具体的な協力につなげることです。こうした協力は、双方の戦略的自律を強化するだけでなく、フランスがベトナムとともに、産業力や防衛技術力の強化に取り組み、宇宙、交通インフラ、エネルギー、保健、イノベーション、高度人材の育成といった将来を担う分野の発展を支えていく姿勢を示すものです」

二国間協力に加え、両首脳は、国際情勢の焦点となっている問題や世界的な戦略課題について幅広く意見を交わす見通しです。

地域の安全保障をめぐっては、ベトナム東部海域(南シナ海)の平和と安定、海洋安全保障の維持に向け、1982年の国連海洋法条約(UNCLOS)をはじめとする国際法を尊重する立場を改めて確認する見通しです。