先ごろ、フランス政府は、緊急時の警察の権限強化などを盛り込んだ憲法改正案を閣議決定しました。11月に起きたパリ同時多発テロを受けた措置で、来年2月の議会提出を予定します。

フランスがテロ対策を強化(写真:VNA)
憲法改正が実施されれば、テロなどの非常事態発生時に令状なしでの逮捕や家宅捜索などの特別措置が取れるようになります。今回の改正案には、二重国籍者の国籍はく奪も含まれます。フランスは出生地主義を取っているため、両親が外国人でもフランスで生まれれば自動的に仏国籍が与えられます。
ただ憲法が改正されれば、テロ関連の容疑で有罪判決を受けた場合、二重国籍者はフランスの国籍を失うことになります。ただ、この案には与党・社会党内からも批判の声が上がっています。
