(写真:AP)
ブラジルの首都ブラジリアで8日、およそ4000人とみられるボルソナロ前大統領の支持者が連邦議会やその近くにある大統領府や最高裁判所の建物に侵入し、窓ガラスを壊したり、施設の機器や書類、美術品などを荒らしたりする破壊行為を行いました。

侵入者は治安部隊によって排除され、これまでに300人が逮捕されました。

ブラジル軍は9日、最高裁判所の命令を受けて、ボルソナロ氏の支持者が抗議活動を続けてきたブラジリア中心部の軍の施設付近にある拠点の撤去に乗り出しました。

この場所では去年10月の大統領選挙の敗北を認めていないボルソナロ氏の支持者が、テントを張るなどして抗議活動を続けていて、8日のデモの参加者もこの場所に集まっていたとみられています。
最大都市のサンパウロやリオデジャネイロなどでもボルソナロ氏の支持者の拠点を軍などが撤去していて、破壊行為がこれ以上広がらないよう、ブラジル政府や治安当局が警戒を強めています。(NHK)